2016年、明けましておめでとうございます

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皆様、新年明けましておめでとうございます。 ピースミール・テクノロジー 代表としてご挨拶申し上げます。

企業システム開発の分野においても、ここ数年の動きが、SoRからSoEへというシステム投資の大きなシフトとして明確になってきました。企業向けSIビジネスのあり方が確実に変化しつつあることを実感します。

2015年を振り返って

その中で、昨年は弊社の今後のあり方を変える大きな出来事がふたつありました。

まず、札幌市の大規模システム更改が、一昨年のリリース第2弾に引き続き、リリース第3弾へと進めることができました。これによって、設立以来、6年もの間お手伝いしてきた、AIST包括フレームワークの最大案件が遂にフィナーレを迎えます。関わってくれたすべての皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。

もう一つは、札幌の地に開発拠点「システム開発研究センター」を開設したことです。優秀なメンバーがこの拠点に続々と参画してくれており、今後の事業展開のための原動力となるに違いありません。

札幌以外の地方自治体での仕事についても、お陰さまで引き続きお客様の期待に応えることができました。また、自治体以外の民間案件も継続して受注し、少しずつですがビジネスの幅が広がってきています。

<p?弊社の掲げるコンセプトについても、様々な場面で発表する機会を頂きました。これまで、利用者主導の開発というコンセプトを掲げてきましたが、昨今では丸投げをやめて内製化するという動きが広く浸透しつつあります。このことは弊社が世の中の動きの一つ先を示すことができたということであると、素直に喜んでおります。

そして、さらに世の中の一歩先を指し示すべく、内製化にあたって陥りやすい罠を示す「CIOT問題」、そして本来目指すべき方向としての「日本型内製」、さらにそれによって、変革されるSI業界全体のビジネスモデルとして、「チェーン型開発」を提唱してまいりました。

2016年に向けて

総括すると、昨年は弊社の今後の方向性を定める一歩を踏み出した年であったと言えます。そして、2016年は、昨年踏み出した一歩をより大きく、しっかりとした足取りにしていく一年にしたいと思っています。多くのお客様に対して価値あるビジネス変革を、札幌の拠点の力をフル活用して提供して参ります。

弊社がなんとかここまで来ることができたのも、陰に陽にご支援くださっている皆様のお陰です。この一年が、皆様にとって実り多い年となりますことを心よりお祈りいたします。

本年も、昨年同様のご厚情を賜りたく、どうぞよろしくお願いいたします。