琉球大学でのCE研発表と研究活動の総括

先週末に琉球大学で行われた情報処理学会のCE研究会で発表してきました。琉球大学はキャンパス内に橋があり、眼下にに熱帯雨林的な自然が広がる大自然を感じる大学でした。

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今回の発表では、東京工科大学で行っている授業に関するもので、大学院生の研究内容をロジカルシンキングのテクニックを用いることで専門分野外の人に説明できるようにするためのフレームワークを紹介しました。この内容についてはまた、改めて説明をすることとして、ここではちょっと早いのですが、研究活動についての1年の総括をしておきます。

この1年間、私がMALTという活動で行ってきたことを、研究的な視点から捉え直すという活動を行いました。関連分野の研究者の方々ともリレーションができ、また、長年の懸案であったMECEについての扱いについて、ブレークスルーとなるアイデアも得られた有意義な年でした。

今回の発表では、テクニカルライティングとの関連性を問われました。今回のような内容は確かにこの分野の一部と位置づけられるので、この観点は引き続き考察が必要と思っています。

MALTの目的はロジカルシンキングのテクニックを用いた、技術者をはじめとする経営企画ではない職種のための説明力の強化であり、かならずしも内容が技術の話とは限りません。このあたりの差異についてより明確に訴求していくために、来年は活動をブログを中心とした情報発信の比重を高めていきます。