書名が決まりました

ほぼ月イチ更新でご無沙汰しています。昨年から準備を進めてきた業務システム開発の入門書籍ですが、原稿はすべて著者の手を離れ、あとは出版社の作業を待つばかりとなりました。書店に並ぶのは、今月末頃になる予定です。

これまで仮題のままだった、書名も正式に決まりました。

Java/Webでできる 大規模オープンシステム開発入門 ?全工程を学ぶ14回の体験レッスン

です。このサブタイトル「全工程を学ぶ14回の体験レッスン」の意味するところを簡単に説明しておきます。

「全工程」とありますように、業務の現状分析に始まり、業務要件定義、システム要件定義、基本設計、詳細設計、実装・単体テスト、各種テストを経て移行・リリース・運用とつながっていく、一連の現場作業を具体例に沿って解説した本になります。

カバーする範囲は広いですが、ページ数は250ページ程度、14章(レッスン)で構成されています。各レッスンを通じて、具体的な作業イメージが理解できるように、実際に作成する図表やプログラムのコードまで具体的に示しています。これらのことを「体験レッスン」という表現で示しています。

学生や新人、あるいは営業の皆さんなど、技術に触れたことのない人にも読み進められるように、できるだけ専門用語を減らした記述を心がけています。また、現場の作業イメージが伝えられるように、イラストを多用しているのも特徴です。

出版社は丸善出版です。書店で見かけた時には、是非手にとってみてください。