言葉の感度と金の鉛筆

マーケティングのための言葉の感度を上げたいと考えて、半年くらい前から、宣伝会議のコピーライター講座を受けています。ロジカルだけじゃだめだよねというチャレンジをよく受けるので、では欠けている残りの大切なものは何かという探索の一環でもあります。

この講座は、第一線で活躍中のプロの方が何十人も登壇して、実践的な考え方などを伝授してくれる有名な講座です。古くは新聞広告や雑誌のボディコピーから、Youtubeの動画CMやTwitterのバズの仕掛けといった新しいものまで、様々な話題があり、私には想像以上に得るものが多く、言葉に関心のある人にはお勧めできる講座です。 

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写真の金の延べ棒みたいなものは鉛筆です。提出した課題ベスト10のひとには、講師から金色の鉛筆をもらえるという趣向で、なかなかセンス良く緊張感もあります。たかだか鉛筆ですが、もらえるとうれしいですね。

広告業界への就活中の学生さん、別業種からの転職を目指す方、さらにはすでにプロとして制作実務をされている方、などなど、年齢もバックグラウンドも様々な人が受講していて、その意味でも刺激になります。

私の参加している休日コースで150名、平日コース入れるとその倍というなかなかの盛況です。半分くらいの講義は事前課題の提出が必要で、ひとり5本とか10本とかコピーを書いて提出すると、評価してもらえます。

私も120名の学生のレポートを採点したことがありますが、仕事の合間にやるのは本当に大変で、講師の皆さんには本当に頭が下がります。

私は最初のうち、求められているものになかなか合わせられませんでしたが、終盤になってチューニングができてきた感覚があります。まだまだ後半続くので、引き続き試行錯誤していくつもりです。

この世界はものすごく奥が深いので、あまり深入りすつるもりはありませんが、提案などに使うと効果的な話もいろいろ聞けたので、自分自身の研修のレベルアップのために使っていきたいと思っています。