先週12月7日に、弊社ピースミール・テクノロジーで開始した教育事業について、案内するのためのセミナーを行いました。師走の忙しい時期にもかかわらず、30名弱の皆様にご参加いただきました。知名度が決して高くはない弊社のセミナーに参加くださったことを大変光栄に思います。ありがとうございました。
セミナーの趣旨は、新しい時代のエンタープライズシステムの開発に携わるために必要になる、上流工程のスキルの習得のために弊社から提供しようとしているトレーニング内容について概要を紹介するものでした。
最初の挨拶で、林から現在システムインテグレーション業界が、ビジネスモデルの転換期にあること。これからは、従来のように発注者が大手のSI会社に丸投げて開発を委託するのではなく、より積極的に開発プロジェクトの関与していく利用者主導が重要になるだろうという見通し。そして、そこで活躍していくには上流工程のスキルを持つ要員の育成が不可欠になるという課題認識をお話しました。
次いで最初のセッションでは、引き続き、林からエンジニアにコンサルティングのスキルを習得してもらうための拡張ロジカルシンキング体系MALTとそのコース内容の一部を紹介しました。
二つ目のセッションでは、山根から上流工程から設計、開発、運用までを規定した、包括フレームワークAGUAの概要と、それ基づくプロジェクト管理とアジャイル開発についての実践的ノウハウの一部を紹介しました。
参加した皆様には、紹介した内容を高く評価して下さる方が多く、上流工程のスキルを持つ要員育成に課題を抱えていらっしゃる会社が多いことについて認識を新たにすることができました。いただいたご意見を踏まえて、トレーニングコースの拡充を進めて参ります。
また、今回のようなダイジェスト形式のセミナーは、初回だけのつもりでしたが、今後も半年に一回程度で繰り返し行う意義があるのではないか考えています。今後も引き続きよろしくお願いいたします。