初校の第一弾が到着

ついに初校の第一弾が到着しました。

初校というのは、ページ版面に内容を割りつける校正刷りをした最初のバージョンのことです。これから、Lessonという章の単位で初校を次々に受け取って、それに赤入れをして返送すという作業が続きます。しばらく、土日は休めそうにありません。

今回のところは、前回紹介した「Part2. 要件定義プロセス」の前に入るもので、「Part1. 事前準備」です。このPartでは、業務システムというのがどういうものなのかを単純な例で示し、その上でその実現に使われる手法や技術の概要を歴史的な流れの中で紹介していきます。

ざっと目次を紹介すると

Part1. 事前準備

Lesson1 業務を支援するシステムについて知る

1.1. ツ?ビジネスを支える業務システム 1.1.1. 業務遂行の支援 1.1.2. ケースの導入

1.2. 現代的システム開発の歴史 1.2.1. プロプライエタリ技術からオープン技術へ 1.2.2. Webアプリケーションによる業務支援 1.2.3. システム視点から利用者視点の要件定義へ 1.2.4. ポスト・ウォーターフォール型開発の登場

1.3. 本書での開発の進め方 1.3.1. 開発の全体像 1.3.2. 開発体制の概要

といった感じです。出版まではこの先、まだまだ長いので、いろいろと変わっていくと思いますが、随時状況をレポートしていきます。