日経BPから出た新装版は初版と表紙が違うだけですから

以前もお伝えしましたが、1ヶ月前(2011年3月)に日経BP社から発売された「ITエンジニアのロジカル・シンキング・テクニック(新装版)」ですが、こちらは2年前(2009年)にIDGジャパンから出版されたものと同じ内容です。ですので、初版をお持ちの方は改訂版が出たと勘違いしないようにご注意下さい。

同じと言っても、どのくらい同じなのかと聞かれましたので、改めて初版と新装版の違いについて比較して紹介したいと思います。まずは、表紙、背表紙、裏表紙から。

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表紙:初版(左)、新装版(右)

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背表紙:初版(下)、新装版(上)

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裏表紙:初版(左)、新装版(右)

表紙は刷新していますが、タイトルのレイアウトを踏襲することで、同じ書籍であること示して読者の混乱を避けることを試みています。次にページを開いてみます。

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P.3 目次:初版(左)、新装版(右)

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P.17:初版(左)、新装版(右)

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P.111:初版(左)、新装版(右)

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P.260 あとがき:初版(左)、新装版(右)

以上、見ておわかりのように、目次からあとがきまで、ページ数、レイアウトも含めて内容は全く同じです。テキストへも図表へも修正は加えていません。

強いて言えば、著者のプロフィールが変わっていること、紙質が変わっていることでしょうか。紙質は初版よりも新装版の方がコントラストが若干上がって、読みやすくなっていると感じる方もいるようです。