読解力の4象限モデルを提案

現在、ツイッターなどで、日本の学生の読解力が下がっているのが課題であるという議論が盛んに行われています。しかし、「読解力」という言葉の意味が様々に捉えられていることから議論が噛み合っていません。これを整理するための枠組みとして、読解力の4象…

「勝負ドキュメント作成術」最終回とサイト名変更

日経SYSTEMS 2020年1月号に、「勝負ドキュメント作成術」の最終回が掲載されています。雑誌自体の休刊に伴うもので、想定外の最終回になりましたが、締めくくりらしく、総まとめ的な内容にしています。ある意味、これまでの10年間を振り返っての到達点を示し…

さきがけ研究者トーク・イベントを聴講してきました

昨日(12月10日)は、例年参加している望年会を欠席して、JSTのさきがけ研究者トーク・イベントを聴講してきました。 来年度から、大学で少し関わるデータサイエンスに絡んだ発表に興味があったのと、新井紀子先生のご講演もあるとのことなので参加しました。…

ブログのURLを「勝負」らしく変更しました

お気づきの方、ひょっとするといるかもしれませんが、サイトのドメイン名を malt100.com から syoubu.com に変更しました。ドメイン取得の都合で「しょう」が、shou ではなくて syou になっているのに注意して下さい。 これまでの MALTという呼び方に代えて…

不足しているのは読解力でなく論理力。その改善なら「できる」

12月4日に開催された情報処理学会のドキュメントコミュニケーション研究会から帰ってくると、「読解力続落」という新聞の見出しが目に飛び込んできました。私自身は普段は新聞を読むことはないのですが、気になる記事なので読んでみました。 解説記事を読む…

日経SYSTEMS休刊と連載最終稿コンプリート

先程、日経SYSTEMS 2020年1月号のコラムの初稿チェックを終えたところです。今年4月から始まった「勝負ドキュメント作成術」連載の最終回。コンプリートになります。通常は3月までなのですが2ヶ月早い終了です。 すでに旧聞となっていると思いますが、日経SY…

日経SYSTEMS連載とポストMECEの野望

日経SYSTEMSの2019年12月号に記事が掲載されました。 今回は、ロジカルシンキングの代表的な概念であるMECEについて、少々チャレンジングな議論をしています。MECEについては、ある種の権威性があるため、否定的な態度表明する人は少ないのですが、私は意義…